24式太極拳の流れと動き(第2回)~全4回に分けイラストで解説します~7.左攬雀尾から12.高探馬まで

この記事は全4回です。
目次

24式太極拳の動作の解説(2/4回目)

7.左攬雀尾(さらんじゃくび)・・中国語読み「ズオランチュウウェイ」

STEP
上体を右に回し、右手は右後方にあげる

上体を右に回し、右手は右後へ弧を描いて水平になるまであげ、手のひらは上向きにする。左手は力をぬき、手のひらを下向きにする。前を見る。

STEP
上体をなお右に回し、両手でボールをかかえる

左足を右足の内側にひきよせ爪先を地につける。

同時に上体をひきつづき右に回転させ、左手は下→右→右上と弧をえがき右腹の前でとめ、手のひらを上向きにまる。後にのばしていた右腕は肘をまげ前にたおして胸の前におき、手のひらを下向きにする。つまり両手は相対してボールを抱える形になる、目は右手の移動にしたがう。

STEP
左足を前に出し、両手を左上,右下に分ける

上体をやや左に回転させ、左足を左前に一歩踏み出して、かかとを清地につける。同時に左手は左上にあげはじめ、右手は右下にさげはじ良める。
目は左手の移動にしたがう。

STEP
「左弓歩」の姿勢をとり、左前腕を横にして前におしだす

上休をなお左に回して左正面(左足先の方向)におしだしつつ、それまでかかとだけ地についていた左足の爪先もおろして全部地につけひざをまげる。右脚はのばす。つまり「左弓歩」の姿勢をとる。(このとき両足の横幅は10センチを超えないようにする)。同時に左手はひじをまげて前腕を横にし、(手のひらは手前にむける)肩の高さになるまで前におしだす。右手は右下におろしてゆき、腰の下部のそばで下に押ずようにする。(手のひらは下向き)目は左手を見る。

STEP
体をやや左に回し、両手を斜め左上にのばす

体をわずかに左へ回し、それに従って左手を斜め左上にむけてのばす。(手のひらは下向き)。同時に、右手は手のひらを上向きにかえしつつ、腹の前を通って、やはり斜め左上にむけてあげ、指先が左ひじの下にくるぐらいまでのばす。両足はそのまま。
目は左手を見る。

STEP
上体を右に回しつつ後にひき、両手をおろして後にむけ弧をえがく

上体を右に回しつつ後にひき、重心を右脚にうつす。(右ひざはまがり、左ひざはのびる)。同時に而手を下におろし腹の前を通ってさらに右後方上に弧を描いてちげる。そのとき、右手は手のひらをななめ上に向けて肩の高さになるまであげ、左腕は手のひらをかえして手前にむけつや胸の前で前腕を横にまる。
目は右手を見る。

STEP
上体を左に回して右手を左手首に近づける

上体を左に回して、前(左足先の方向)にむける。同時に右腕はまげて前腕を前にたおし、右手のひらを前にむけてたて、左手首をおすようにして近づける(約5センチ離しておく)。
目は前を見る。

STEP
左ひざをまげて重心を前にうつし、両手を前におしだす

左脚のひざをまげながら上体を前におしだす。つまり重心が前に移り、右ひざはのびる。同時に両手を、手首を近づけた形のまま前へゆっくりとおしだしてゆく。(このとき、左手のひらは後向き、右手のひらは前向きで、左の前腕は半円形を保つようにすること)
目は左手首を見る。

STEP
上体を後にひき、両手も後にひきよせる

右手を左手首のそばから外して前へのばし、手のひらを下むきにする。左手も前へのばして手のひらを下にむける。

このとき両手の間隔は肩幅と同じくらいとする。つづいて上体をじょじょに後にひいて左ひざをまげ、重心を右脚に移す。左脚は自然にのびて爪先があがる。

同時に両手は肘をまげて腹の前までひきよせる。そして手首をまげて手のひらを約15度たてる。
目は前を見る。

STEP
「左弓歩」の姿勢をとり、両手を前·上におしだす


上体を前におしだし、左ひざをまげて重心をかけ、右足はのばす(つまり「左弓歩」の姿勢。同時に而手の手のひらを垂直にたてつつ、前·上にむけて、肩の高さになるまでおしだす。目は前を見る。
(なお、弓歩の姿勢をとるときは、腰の動きをなめらかにし、上体をまっすぐにすること。また両手は十分に前におしだすが、府に力を入れないようにし、手のひらをひろげて指をのばすこと)


8.右攬雀尾(うらんじゃくび)・・中国語読み「ヨウランチュウウェイ」

STEP
上体を右に回し、左足先を内側にまわす


上体を後にひき、重心を右足に移して右ひざをまげ、左足はひざをのばして爪先を上げる。同時に上体を右に回し、左足はかかとを基軸にして爪先を右にむける。これにつれて右手は水平に弧を描いて右にまわし、手のひらを前にむける。つまり左右に手をひろげた形となる。目は右手を見る。

STEP
両手でボールをかかえるようにし、右足をひきよせる

右手は右から下、そして左にと弧をえがいてまわし、左腹の前で手のひらを上にしてとめる。また左手は手のひらを下にむけ左胸の前で前腕を横にする。すなわち両手はボールを抱えるような形になる。

この動作と同時に、重心を左足に移しながら、右足を左足の内側に引きよせて右足の爪先を地につける。
目は左手を見る。

STEP
右足を前に出し、両手を右上·左下に分ける

上体をやや右に回転させ、右足を右前に一歩踏み出して、かかとを地面につける。同時に、右手は右上にあげはじめ、左手は左下にさげはじめる。
目は右手の移動にしたがう。

STEP
「右弓歩」の姿勢をとり、右前腕を横にして前に押し出す

上体をなお右に回して右正面(右足先の方向)に押しだしつつ、それまでかかとだけ地につけていた右足の爪先もおろして全部地につけ、ひざをまげる。左脚はのばす。つまり、「右弓歩」の姿勢をとる(このとき両足の横幅は10センチを超えないようにする)。同時に右手はひじをまげて前腕を横にし(手のひらは手前にむける)肩の高さになるまで前に押しだす。左手は左下へおろしてゆき、左腰の下部のそばまでひいて、下に押すようにする(手のひらは下向き)。
目は右手を見る。

STEP
上体をやや右に回し、両手を斜め右上にのばす

体をわずかに右へ回し、それに従って右手を斜め右上にむけてのばす。手のひらは下向き。同時に、左手は手のひらを上向きにかえしつつ腹の前を通って、やはり斜め右上にむけてあげ、指先が右ひじの下にくるぐらいまでのばす。而足はそのまま。
目は右手を見る。

STEP
上体を左に回しつつ後にひき、両手をおろして後にむけ弧をえがく

上体を左に回しつつ後にひき、重心を左脚にうつす。(左ひざはまがり、右びざはのびる)。同時に両手を下におろし腹の前を通ってさらに左後方上に弧を描いてあげる。そのときは左手の手のひらをななめ上に向けて肩の高さになるまであげ、右腕は手のひらをかえして手前にむけつつ胸の前で前腕を横にする。
目は左手を見る。

STEP
上体を右に回して左手を右手首に近づける

上体を右に回して前(右足先の方向)にむける。同時に左腕は肘をまげて前腕を前にたおし、左手のひらを前むきに立てて右手首を押すようにして近づける。(約5センチ離しておく)。
目は前を見る。

STEP
右ひざをまげて重心を前にうつし、両手を前におしだす

右脚のひざをまげながら、上体を前におしだす。つまり重心が前に移り、左ひざはのびる。同時に、左右の手を近づけた形のまま両手を前へゆっくりとおしだしてゆく。(このとき、右手のひらは後向き、左手のひらは前向きで、右の前腕は半円形を保つようにすること)。
:目は右手首を見る。


STEP
上体を後にひき、両手も手前にひきよせる

左手を右手首のそばから头して前へ伸ばし、手のひらを下むきにする。右手も前へのばして手のひらを下にむける。このとき両手の間隔は肩幅と同じくらいとする。つづいて上体をじょじょに後にひいて左ひざをまげ、重心を左脚に移す。右脚は自然にのびて、爪先があがる。

同時に両手はひじをまげて腹の前までひきよせる。そして手首をまげて手のひらを約45度たてる。
目は前を見る。

STEP
「左弓歩」の姿勢をとり、両手を前·上におしだす

上体を前におしだし、右ひざをまげて重心をかけ、左足はのばす。(つまり「右弓歩」の姿勢)。同時に両手の手のひらを垂直に立てつつ前·上にむけて、肩の高さになるまでおしだす。
目は前を見る。
(なお弓歩の姿勢をとるときは腰の動きをなめらかにし、上体を真っすぐにすること。また而手は十分に前におしだすが、肩に力を入れないようにし、手のひらをひろげて指をのばすこと)


9.単鞭(たんべん)・・中国語読み「ダンビェン」

STEP
体を左へ回し、重心を左足にうつす

1上体を後ろにひき、左に回転させながら2重心を左脚に移す。1右足の爪先をあげ、かかとを軸にして、爪先を左に回す。1右手は手のひらを下にむけたまま下方に弧をえがき、2上体の回転につれ左へ回して左腹の前へもってゆく。1左腕は体の回転につれ、前腕を挙げて左へ水平に回し、2手のひらを左にむけて立てる。
目は左手を見る。

STEP
右手で釣手をつくり、重心を右脚にうつす

1やや左にむいていた上体を右(つまり正面)にもどしつつ重心を右脚に移す。ついで左足を右足の内側にひきよせて2爪先を地につける。1右手は右上に向かって弧を描いていき、2右側まできたら釣手(手首を下に折りまげ、指先をそろえて物をつかむような形にする。腕は肩の高さで、肘はやや届げぎみにす、ること。1左手は下におろし、腹の前を通り弧をえがいて肩右上に向かい、2右肩の前でとめる、このとき、手のひらは手前にむける。
目は左手を見る。

STEP
上体を左に回し、左足を左前にふみだす

上体をやや左に回しつつ、左足を左前に踏み出してかかとを感につける。このとき、右手はそのままにし、左手は上体の移動にしたがって顔の前を通って左に動かす。
目は左手の移動にしたがう。

STEP
「左弓歩」の姿勢をとり、左の手のひらで前におす

1上体をさらに回しつっ左前にせりだす。1左脚の足底を地におろしながらひざをまげて重心をかける。1右脚はのびる。つまり、「弓歩」の姿勢となる。1左手は手のひらを前にむけ、上休をせりだすにつれてゆっくり左前に押し出す。このとき、腕は肩と水平で、ひじはわずかにまげる。
目は左手を見る。
(手を押し出すときは、上体をのばし、肩を張らず腕に力を入れ、手のひらを開き指はのばすこと。また「弓歩」で両足の横幅は、10cmを超えないこと)


10.雲手(うんしゅ)・・中国語読み「ユンショウ」

STEP
上体を右に回し、左手は下方に弧をえがく

1重心を右脚に移して上体をゆっくり右に回す。(右ひざは軽くまがり、左ひざはのびる)1左の爪先をあげ、上体の動きにつれ右に回す。1左手は下におろし、2腹の前を通って弧をえがき、右
肩の前に至る。手のひらは手前に向ける。2釣手にしていた右手の手首をのばして手のひらを右向きに開き、下におろしはじめる。
目は左手を見る。

STEP
両手をそれぞれ上と下から左に回し、重心を左へ移して、右足を左にひきよせる

1やや右むきになっていた上休を正面、そしてやや左へとゆっくり回しながら重心を徐々に左脚へ移し(左ひざはまがり、右ひざはのびる。完全に移ったところで2右足を左にひきよせ、約10~20センチ離しておろす。このとき両足先はひとしく前にむける。
重心は両脚にかかる。1左手を右肩の前から、手のひらを手前にむけたまま、さらに顔の前を通って左に動かし、2休の左側にいったところで手首を回して手のひらを左にむける。1右手を右下におろし、腹の前を通って下方に弧をえがき、2さらに左上に回し左肩の前に至る。手のひらは手前にむける。
目は右手を見る。

STEP
(3)両手をそれぞれ上下から右に回しつつ重心を右に移し、左足を左にふみだす


1上体をやや右に回しながら重心をゆっくり右に移し、2左足を左真横にふみだす。そのとき、両足と爪先は正面にむける。1上体の右回転につれ右手を左肩から顔の前を通って右に回し、2体の右側に法
できたら、それまで手前むきの手のひらをかえして右に向ける。1左手は体の左ー下→右と回し、腹の前を通って2右肩前まで上げる。手のひらは左手前にむける。
目は左手を見る。

STEP
(4)両手をそれぞれ上と下から左に回し、重心を左へ移して、右足を左にひきよせる

(2)と同じ動作をくりかえす。

STEP
(5)両手をそれぞれ上と下から右に回し、重心を右へ移して、左足を左にふみだす

(3)と同じ動作をくりかえす。

STEP
(6)両手をそれぞれ上と下から左に回し、重心を左へ移して、右足を左へひきよせる

(2)(4)と同じ動作をくりかえす。


11.単鞭(たんべん)・・中国語読み「ダンビェン」

STEP
(1)上体をやや右に回し、右手を右へのばして鈉手をつくる

1上休をやや右に回して、2重心を右脚に移し、左脚はかかとを浮かす。1右手を左肩から顔前を通って右へ回し、2休の右側にきたら釣手(手首を下に折りまげ、指先でものをつまむようにした形にする。1左手は下におろし、腹の前を通り頭をえがいて右上に向かい、2右肩の前でとめる。このとき、手のひらは手前にむける。
目は左手を見る。

STEP
上体を左に回し、左足を左前に踏み出す

上体をやや左に回しつつ、左足を左前(真横より約15度左)に踏み出してかかとを地につける。このとき右手はそのままにし、左手は上体の移動にしたがって顔前を通って左に動かす。
扫は左手の移動にしたがって移す。

STEP
「左弓歩」の姿勢をとり、左の手のひらで押す

1上体をさらに回しつつ左前にせりだす。1左脚の足底を地につけながらひざをまげて重心をかける。1右脚をのばす。つまり、「左弓歩」の姿勢となる。(1左手は手のひらを前にむけ、上体をせりだすのにつれでゆっくり前に押し出す。このとき腕は肩と水平の高さで伸ばすが、ひじはわずかにまげる。
目は左手を見る。
(手を押しだすとき、上体を伸ばし、肩ははらず、腕に力を入れ、手のひらを開いて指を伸ばすこと。また「弓歩」で両足の幅は10センチを超えないこと)


12.高探馬(こうたんば)・・中国語読み「ガオタンマー」

STEP
右足を半歩前に寄せ、両手のひらを上向きにかえす

1右足を半歩前に寄せて、2バ先を地につけたのち、3かかとをまろす。3上休をやや右に回し、重心を右足に移す。3左足のかかとを浮かし、爪先だけ軽く地につく状態にする。2~3鈎手にしていたイ手首をひねって手のひらを開きつつ上にむけ、同時に左手も手のひらを上に向ける。つまり、両手を開いて天を支えるような形となる。
目は前の手を見る。

STEP
(2)左虚歩になり、右手を前に押し出し、左手を休側にひく

1上休を左にまわして左正而をむき、左足をやや前に移して爪先を軽く地につけ(ひざをややまげて)、左虚歩になる。1右手のひじをまげて前腕を前に倒しつつ、手のひらを前向きにして2耳のわきを而り、そのままの高さで前に押し出していく。2左手は手のひらを上向きにしたままひじをまげて後に引きおろし、左腰の前でとめる。
目は右手を見る。

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