- 1回目~1.起勢から6.左右倒巻肱まで〜
- 2回目~7.左攬雀尾から12.高探馬まで〜
- 3回目~13.右蹬脚から18.左右穿梭まで〜
- 4回目~19.海底針から24.収勢まで〜(今回です)
24式太極拳の動作の解説(4/4回目)
19.海底針(かいていしん)・・中国語読み「ハイディージェン」
上体をかすかに左前に傾ける心持ちで右足を浮かし、半歩前によせ、足底の前丘部を地につける。ついで右足底を全部地につける。上体をひいて重心を右脚に移す。同時に上体をやや右に回転させて右手を下から回して右耳のそばまでひきあげる。(手のひらは左側に向き、指先は斜め下に向く) 左手は体の前面で下におろす。(手のひらは下に向き、指先は斜め前に向く)
目は前下を見る。

上体を左にもどして正面にむける。右手を耳のそばから斜め前下に向け、つきさすようにしておろしてゆく。(手のひらは左むきのまま) 左手を左に回し、左ももそばで下に押すような形になる。(手のひらは下向き) 左足をわずかに前に移しながら、膝をやや届げて、足先を軽く地につける。(左虚歩、つまり重心は右脚にかかっている。)
目は前下を見る。

20.閃通背(せんつうはい)・・中国語読み「シャンドンベイ」
上体をやや右に回転させつつ、左ひざをもちあげる。右手を顔の前までひきあげる。(手のひらは左向きのまま、指先は前に向ける) 左手を右手の左下までひきあげる。(手のひらは右に向け、指先は斜め上に向ける)
目は前を見る。

左脚を左前に踏み出して、かかとを地につける。両手の手のひらをかえしはじめて、つぎの動作の準備をする。
目は前を見る。

左足底を全部地につけて、膝を届げて左弓歩の姿勢をとり、左手を前に押し出してゆく。(手のひらは前向き、高さは鼻の高さ) 右手はひじを届げて手のひらを斜め上に向かって右額の前まであげてくる。(親指が下になる)
目は左手を見る。

21.転身搬欄捶(てんしんはんらんすい)・・中国語読み「ジュアンシェンバンランチュイ」
上体をうしろにひいて重心を右脚に移しつつ、体を右に回転させる。左足のかかとを軸にし、爪先をあげて右に回す。右手は後に弧を描いておろしてゆく。左手は上に弧をえがいてあげる。
目は前を見る。

体をさらに右に回転させ、左の爪先をおろして重心をふたたび左脚に移す。右手を弧をえがいて下におろしつつ、手のひらを握って拳をつくり、腹の前を経て左胸の前まで上げる。(拳心、つまり手のひらの方向は下向き) 左手は左額の上方にあげてきて、手のひらを斜め上に向ける。
目は前を見る。

さらに体を右に回転させ、(うしろむきになる)、右足をいったん引いて (足先は外側にひらく) 足底の前丘部を地につける。同時に右手は左肩の前を通って前につきだし、拳心を上向きにする。左手をおろして、左膝のそばで下に押すような形になる。
目は右手を見る。


体を前にせりだしつつ左脚のひざを届げて、重心を左脚に移す。左弓歩をつくる。同時に左手を前に押し出しながら前につきだす。このとき腕は肩と水平の高さで伸ばすが、ひじはわずかにまげる。
目は左手を見る。


22.如封似閉(じょふうじへい)・・中国語読み「ルフォンシービ」
両手の手のひらをかえして下むきにしながらひきわけ、両ひじを左右に開いてたらす。
目は前を見る。

上体を後にひいて、重心を右脚に移しつつ右ひざをまげ、左脚はのばして爪先を上げる。ひじをまげて両手をゆっくり手前にひきよせ、胸の前で手のひらをひるがえして下向きにし、それぞれ肘(あばら)のそばにもってくる。(上体をまっすぐにすること)
目は前を見る。

左足の爪先をおろして足底を地につけつつ、上体を前におしだして重心を左脚に移し、左弓歩をつくる。同時に、両手の手のひらを前に向けておしだす。そのさい腕は肩の高さまであげ、また両手の幅は肩幅と同じ。(手を押し出すときは、肩を沈めて、肘をたらし、腕に力を入れて、手のひらはちゃんとひらくて指をのばすこと)

23.十字手(じゅうじしゅ)・・中国語読み「シーズーショウ」
体をひいて右(すなわち元来の正面)にまわしつつ、重心を右脚に移してゆく。左足の爪先をあげて右にまわし、爪先を右にまわしてゆく。日は右手を見る。

ひきつづき体を右に回して完全に正面をむく。右足の爪先を右にまわず。右脚のひざをまげ、左脚は自然にのびる。(つまり右弓歩となる) 転体にしたがって右にまわした右手と、左手とで、ちょうど正面に向かって大手を広げた形となり(腕はあまり張らず、ひじをたらしぎみにする)、手のひらはともに正面にむける。
目は右手を見る。

上体をゆっくりと左によせ重心を左脚に移し、右足の爪先を内側にすらす。同時に両手を腹の前にむけて弧をえがくようにしておろしはじめる。
目は右手の移動にしたがう。

重心が完全に左脚に移ったのち、右足をかるくもちあげて左に移す。両ひざまげ、ゆっくりと体が起きるように。(重心は右足へ、左ひざはのびる) 体の回転につれて両手の左側にきたら(93図)、それまで手前むきの手のひらをかえして右に向ける。左手は体の左→下→右と回し、腹の前を通って右肩前まで上げる。手のひらは左手前にむける。
目は左手を見る。

24.収勢(しゅうせい)・・中国語読み「ショウシー」
両手の手のひらをかえして下むきにしながらひきわけ、両ひじを左右に開いてたらす。
目は前を見る。

両腕をゆっくり体の両側におろす。このとき上体はまっすぐにし、頭はちょっと上へ伸ばすような気持ちにする。
目は前を見る。

左足をかるくあげてゆっくり右に寄せ、右足となら~る。このとき爪先はやはり前向き。
目は前を見る。

- 1回目~1.起勢から6.左右倒巻肱まで〜
- 2回目~7.左攬雀尾から12.高探馬まで〜
- 3回目~13.右蹬脚から18.左右穿梭まで〜
- 4回目~19.海底針から24.収勢まで〜(今回です)
